皆様こんにちは、まろ(仮)です、残暑お見舞い申し上げます。
ウィルスの感染拡大は未だ止まず、仲間とのキャンプも九月の連休までお預けとなり、
実家からは「来なくて良い、と言うか来るな」とのお達しが・・・。
はい、お盆休みも「Stay Home」決定です。
まぁ「工作の時間ができた」とポジティブに考えることにしましょう。
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2017年購入の「あまご(服部刃物)」、実は些か不満があった
断面形状が微妙に「中膨れ=凸面(所謂コンベックスグラインド)」
荒事用の大型ナイフならともかく、ポケットサイズなら「フルフラット」の方が
「私的には」使い勝手が良い
腹を括って削ることにする
最初はダイヤモンドシャープナー、「砥ぎ」には粗いが今回の用途は「削り」
作った平面をアーカンサスポケットストーンで広げていく
凡その面ができたら耐水ペーパーで傷消し
これが頗る手間の掛かる作業で、本音では「余りやりたくない」
何故なら、「傷を消す事」とは、「その傷の深さ迄周囲を削り落とす事」であり、
今回削るべき相手は「熱処理済み=マルテンサイト(要するに硬い)組織」なのだ
が、始めた以上は納得いく迄やる(引っ込みつかないし)
先人曰く 「磨きの道は、修羅の道」
今回は強力な助っ人が「YOSI君鉄工所(仮称)」からやって来た
YOSI ) 「上手に使えば大幅時短になりますよ、
仕損じたら取り返しのつかない事になりますけど(笑)」
師匠、脅してくれるな。私は素人だぞ・・・
青いバフで赤い研磨剤(所謂赤棒)を、
白いバフで緑の研磨剤(同青棒)を使えば良いんだな?
やってやろうじゃないか(開き直り)
バフ掛け後 下地処理のペーパー掛けが不十分だったけどまぁいいか
因みに加工前、予想通り凸面にあった刻印はほぼ消えたけど、
欲しかったのは「記念品」ではなく「道具」なので気にはならない
太刀を「磨り上げ」て「打ち刀」にした大名・武将もこんな気持ちだったんだろうか?
早くキャンプで使いたい
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今回もお付き合い頂き有り難うございました。
それではまた、まろ(仮)でした。