皆様こんばんは、まろ(仮)です。
立冬も過ぎ、愈々本格的キャンプシーズンという方もいらっしゃるでしょう。
そんな「秋の夜長」の必需品(本当かよ?)、加圧系ケロシンランタンの雄、
「PETROMAX HK500」の近況です。
例によって頗る付きの偏った話ですので興味の無い方はスルー願います。
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「密なキャンプ場」では近所迷惑にすらなる公称500CP(400W相当)。
私の場合は仲間の私有地での使用、しかも共用する四阿の照明なので
「明る過ぎ」などということは先ず無い。
故に「より明るく」を目指し、「規定値より吸気量を増し、色温度を高める」
という手法を用いてきた。
当然、「部品の寿命に影響するだろうな」と思いつつ。
↑ PETROMAX HK500(左)とColeman 639C700(右)
空燃比がプア(poor 空気>燃料)寄りのHK500の光は青白い
(色温度が高い)
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P社製(或いはコピー)品のトラブルとして「ノズル、チェンバーの緩み
(脱落)」が知られている。
高温で膨張したチェンバーが冷えても完全には元通りにならず、
徐々に広がっていくことで起こる様だ。
おそらく「内外が均一には冷えない」のが原因だろう。
「ノズル、チェンバー、ミキシングチューブを針金(銅線等)で
結ぶ」という対症療法が知られている(私も実行中)が、
自ずと限度はある。
↑ 私のHK500のノズル周り
高温の為かマントルは大抵二日目には破損する
↑ 現用のミキシングチューブと予備部品、径の違いにご注目
伸びたチェンバーに合わせて拡張したらこの有様に・・・
チューブ・チェンバー交換の際は切断でもしないと外せまい(笑)
↑ 測ってみると、外径20mm(約)
↑ 新品は?、・・・外径17.5mm(約)
2.5mmも伸びれば脱落するのも当たり前だわな、
空燃比の設定はオリジナルに戻そう
今迄15mm程だったニップルとミキシングチューブのクリアランス
オリジナルは14mm程、連休のキャンプではまた働いてもらおう
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という訳で、「リスク無く+αの明るさは得られない」という
至極当然のお話(内燃機関なら「エンジンブロー」もの)でした。
今回もお付き合い頂き有り難うございました。
それではまた、まろ(仮)でした。