2022年11月09日
皆既月食2022
皆様こんばんは、長い間ご無沙汰いたしました、まろ(仮)です。
仲間内では「この秋には活動再開かな?」などと言った矢先、
台風15号サマがおいでになり、思いっきり水を(24時間で1ヶ月分)
差してくれやがりました(怒)。
罹災したメンバーも居り、活動再開は年明けに延期となりました。
とはいっても時の流れが止まる筈も無く、「この日」が来ました。
「皆で有給取って宴会しながら見られたら良いね」
などとも言ってたんですが、結局一人で見ることに。
皆様はご覧になりました(なれました)か?
2018年の月食の際は三脚が自宅に置きっ放しで、満足行く写真が
撮れなかったのでリベンジでもあります。
勿論美麗な写真はガチ勢の皆様にお任せですが・・・。
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↑本影蝕が始まる直前(既に半影には入っている)

↑左下から欠け始め・・・

↑ここで気付く、「本体のISO感度設定高過ぎ」
「AUTO」にする

尚、リモコンが無い為、シャッターはセルフタイマー(10秒)を使用

食分20%(直径の20%が欠けた状態)にもなると、
肉眼でも欠けているのが分かる

影を見て地球の丸さを再確認する(笑)

コンデジの小さいレンズでは市街地で6等級は撮れそうに無い
天王星食は諦める

「ガチ勢」を志した若い頃はデータ(時刻・焦点距離・シャッター速度・絞り値)
を必ず記録してたけど今は殆どしてないな・・・

あと少し・・・

「皆既に入る寸前に青みを帯びる」等と云われるが、
この写真に限って言えば「レンズの色収差」であろう

皆既の始まり

被写体が暗くなった為感度が上がったのか画像が粗くなった
この辺がコンデジの限度だろうと撮影終了
(飲みたかっただけとも云う)
それなりに満足はしたことにしよう、デジイチはまだしも
赤道儀(with大口径)が欲しくなるのは困るし・・・
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今回もお付き合い頂きありがとうございました。
活動再開に向けコソコソ工作もしております(主にYOSI君が)。
そう遠くない内にお目にかけたいと思います。
それではごきげんよう、まろ(仮)でした。
2021年03月30日
会いたかった
皆様こんばんは、ご無沙汰しております、まろ(仮)です。
コロナ禍で外遊びもままならぬ日々が続いておりますが、
季節を(花粉症以外で)感じないと気が触れそうなので少し出掛けてきました。
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3月27日04:00 自宅発
山梨県某所へ夫婦で桜を見に行く
県外からの訪問者受け入れに積極的な同県だが、
首都圏の「緊急事態宣言」が解除されて日が浅く、
動く人は多い(=感染リスクは無視できない)だろうと予測
「到着は早く滞在時間は短く」と未明の出発を決定
身延山等道中の名所は全てスルー、寄るなら帰り道でも良い

06:30 第一目的地「実相寺」に到着
通い始めた二十代の頃は観光バスなどまず見なかった
TV(ニュースステーションだったか?)で取り上げられてから
人が押し寄せるようになった

「山高神代桜(国指定天然記念物)」、樹齢(推定)二千年のエドヒガンザクラ

良かった、今年も会えた

「来年も会いに来るから」と手を合わせる

境内には各地の有名な桜の子(実生)が植えられている
(写真は福島県「三春の滝桜」だった筈)
七時を過ぎ、人が増えて来たので移動

「王仁塚(わにづか)の桜」、樹齢(推定)四百年程のエドヒガンザクラ
韮崎市の観光ポスターで有名になった

周囲に他の木が無い為か存在感がすごい

八ヶ岳を背景に(観光ポスターと同じアングル)撮影
満足したので密を避け、速やかに帰路に就く
来年も元気な姿を見せて欲しいと願いつつ・・・
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今回見て来た桜は何れも私有地(寺院、農地)にあります。
もし見に行かれるのでしたら、樹木には勿論の事、
地権者、地元の方に迷惑を掛けぬ様ご注意を願います。
それではまた、まろ(仮)でした。
2020年12月14日
「はじまりのはなし」 佐野美術館
些か遅くはありますが、先月末に美術館へ行った話です。
が、美術品の写真は一切無いのでお赦しを。
また、刀剣に興味の無い方はスルー願います。
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三島市の「佐野美術館」に行ってきた。
「はじまりのはなし ―佐野美術館の名刀コレクションを中心に― 」
という企画展(10/31~12/20)だ。
当初は「東京国立博物館(上野)の名刀展」という企画だったが、
コロナ禍で中止となり、同館の収蔵品を中心にした企画に変更された。

とは云え同館の刀剣コレクションは世界的に知られている。
一部を挙げると
・重要美術品 太刀 銘 来国俊
・重要文化財 刀(磨上) 備前国兼光(名物 大兼光)
・重要文化財 刀(磨上) 正宗(無銘)
・重要文化財 刀(磨上) 朱銘 義弘(名物 松井江 ↓ )

や、重美、重文の指定はなくても
・刀 銘 一条堀川住藤原国広(通称 堀川国広)
・短刀 銘 村正 (妖刀伝説でお馴染み)
・短刀 銘 長曽祢興里(初代「虎徹」)作
・刀 銘 和泉頭藤原兼定(定はウ冠に之、所謂「之定」)
等々余り興味の無い方でも知っている様な「Big Name」が目白押し。
当然「撮影不可」なので目に焼き付ける。
コロナの所為か来館者も少なく存分に堪能した。

12/20(日)迄なので、興味のある方は是非とも
足をお運び頂きたい。
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満足する迄刀を見た後は妻のリクエストで「柿田川湧水池」へ。
私的には実に二十年振りか。

「忍野八海(山梨県)」と双璧をなす富士山の伏流水


湧水量実に100万t/日



何か群れてる

ウグイかな?もう少し早い時期ならアユが見られたらしい、残念。
只の日記になってしまった・・・
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今回もお付き合い頂き有り難うございました。
それではまた、まろ(仮)でした。
2020年11月15日
「眩い明るさ」の対価 ~HK500近況~
皆様こんばんは、まろ(仮)です。
立冬も過ぎ、愈々本格的キャンプシーズンという方もいらっしゃるでしょう。
そんな「秋の夜長」の必需品(本当かよ?)、加圧系ケロシンランタンの雄、
「PETROMAX HK500」の近況です。
例によって頗る付きの偏った話ですので興味の無い方はスルー願います。
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「密なキャンプ場」では近所迷惑にすらなる公称500CP(400W相当)。
私の場合は仲間の私有地での使用、しかも共用する四阿の照明なので
「明る過ぎ」などということは先ず無い。
故に「より明るく」を目指し、「規定値より吸気量を増し、色温度を高める」
という手法を用いてきた。
当然、「部品の寿命に影響するだろうな」と思いつつ。

↑ PETROMAX HK500(左)とColeman 639C700(右)
空燃比がプア(poor 空気>燃料)寄りのHK500の光は青白い
(色温度が高い)
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P社製(或いはコピー)品のトラブルとして「ノズル、チェンバーの緩み
(脱落)」が知られている。
高温で膨張したチェンバーが冷えても完全には元通りにならず、
徐々に広がっていくことで起こる様だ。
おそらく「内外が均一には冷えない」のが原因だろう。
「ノズル、チェンバー、ミキシングチューブを針金(銅線等)で
結ぶ」という対症療法が知られている(私も実行中)が、
自ずと限度はある。

↑ 私のHK500のノズル周り
高温の為かマントルは大抵二日目には破損する

↑ 現用のミキシングチューブと予備部品、径の違いにご注目
伸びたチェンバーに合わせて拡張したらこの有様に・・・
チューブ・チェンバー交換の際は切断でもしないと外せまい(笑)

↑ 測ってみると、外径20mm(約)

↑ 新品は?、・・・外径17.5mm(約)
2.5mmも伸びれば脱落するのも当たり前だわな、
空燃比の設定はオリジナルに戻そう

今迄15mm程だったニップルとミキシングチューブのクリアランス

オリジナルは14mm程、連休のキャンプではまた働いてもらおう
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という訳で、「リスク無く+αの明るさは得られない」という
至極当然のお話(内燃機関なら「エンジンブロー」もの)でした。
今回もお付き合い頂き有り難うございました。
それではまた、まろ(仮)でした。
2020年10月22日
〈serrated blade〉を攻略せよ
皆様こんにちは、まろ(仮)です。
今回のお題は「波刃を研ぐ」です、
どちらのご家庭にもあるとは限りませんので、興味の無い方はスルーして下さいませ。
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↑ 当家の波刃
上) ヘンケルス 「ブレッドスライサー(パン切り包丁)」
中左) ヴィクトリノックス 「Swiss Tool」
中右) G.SAKAI 「Vino(ソムリエナイフ)」
下) BOKER 「キャンプ用カトラリー」

↑ 「パン切り」拡大
尖った部分が対象に食い込み、窪んだ部分の刃で切り開く構造、
ナイフ、包丁のエッジをスケールアップしたようなものだが、
鋭利さを維持するにはこの一つ一つを砥がないといけない(=面倒くさい)

↑ 「パン切り」裏面
基本的に波刃のエッジは片側だけ削られている

↑ 「Swiss Tool」拡大、用途は主に「ロープカッター」
この位のピッチまでなら「ポケットストーン」の角で砥げなくもないが、
力の入り具合で「ムラ」になり易いんだよな

↑ 「Boker」拡大 ピッチが細かい
流石に「ポケットストーン」の角を動かすスペースが不十分だ

↑ 「BOKER」裏面
このベベルだけ砥いでも鋭利さは維持出来るがいずれ波が無くなる
どうしたものか・・・

で、思いついたのがこれ、
丸みを帯びた割り箸と串&研磨フィルム
どう使うかというと

巻きつけて(ズレない様に締め付け)、
棒鑢状にしてみる
波刃の径より細ければ面を砥げるはず
イメージは「接触している線で面を砥ぐ」感じ

より径の小さい面には串の曲面で

こいつには結構ギリギリの太さだった

バリが出たら裏面で落とす

結局「鋸の目立て」の様な作業になった(あれ程正確さは要求されないけど・・・)
老眼の身には厳しいので暫くは大丈夫であって欲しい

因みに「Vino」の波刃は曲面ではないので

ポケットストーンの角だけで砥げた
ワインの封を切るだけだし多少雑でもいいや(笑)
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今回もお付き合い頂き有り難うございました。
それではまた、まろ(仮)でした。
2020年09月22日
怪しいストーブ
皆様こんにちは、まろ(仮)です。
連休を如何にお過ごしでしょうか(お仕事の方、お疲れ様です)?
私と仲間達は、やっと今年初のキャンプを行いました。
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昔、誰かが言った 「塊肉炙って食いたい」
賛同する者は多かったが良い手段が思いつかない
焚き火台(半割りドラム缶)の上に水平軸を渡し、
人力で回す機構を試作したのはYOSI君だった。
炭を熾し、肉を回し、火の通った所を各々で削いで食すのは
なかなか得難い体験ではあったが、不満は残った
曰く、「加熱ムラが起きる」
曰く、「灰が掛かる」(「味の内だ」との反論もあったが)
曰く、「肉を回してると熱いし、その間何も出来ない」 etc・etc・・・
数年後、別の誰かが言った 「塊肉炙って食いたい」
YOSI君が応えた 「道具製作中」
そして、「ソレ」はやって来た
↑ 写真左が現行の改良型(常設仕様)、右の焚き火台もYOSI君作
本機の特徴は燃焼室(火皿)が複数個所に設定可能な事
↑ ピザ、グラタンなら加熱は上下から

↑ 煮物・揚げ物なら下から・・・
(手前の筒はブロアー、勿論YOSI君作)

↑ 普通に「薪ストーブ」としても使用可能
え、「塊肉はどうした」って?
仕込みが終わった様なので焼きに掛かる事にしよう

↑ 牛腿肉(約2Kg)に下味を付けたら付属のステンレス串を・・・

↑ 「なるべく」バランス良く通し

↑ 燃焼室を奥に立てたストーブにセットして、
「秘密の回転ユニット」を起動

(この写真はイメージです)

↑ 焼けた所から削いで削いで(ナイフ&フォークは彼と私で製作)
「加熱不十分」に備えてのガス台(二号)は幸いにも出番無し
しかし・・・、
食べるのに夢中で焼き上がりの写真撮ってないぢゃないか
まあ、道具を語るブログなのでこれでお許し願うことにしよう。

↑ 三枚目の写真のフライドチキン、
撤収前に食べる物ではない、酒が欲しくなる(笑)
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今回もお付き合い頂き有り難うございました。
それではまた、まろ(仮)でした。
追記)
台風シーズンになりました、接近中のものもあります。
皆様もどうぞお気をつけて。
2020年09月13日
出番の多い貰い物(景品)
皆様こんにちは、まろ(仮)です。
以前「出番の無い貰い物」を紹介しましたので、
今回は「出番の多い貰い物」を紹介致します。
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長年通った「関市刃物まつり」(残念乍ら今年も中止と決まっているが)
「関アウトドアズナイフショー」と同じく楽しみなのが
メーカー、ディーラーさん巡り。
BBQやアウトレットセール、「中の人」なればこその内緒話etc・・・

そんな中、G-SAKAIさんの三角籤(買い物¥3000で一回)で当たった景品達
ジャンクセールも対象の上「空籤無し」なのが嬉しい

特にこの三つはキャンプ等アウトドアには欠かせない
尚、お皿は自前である、念の為

何処のブランドにOEM供給していたかは不明な分割式ナイフ
お約束の構成

真鋳の突起を穴に嵌め込み・・・、

フォークと缶切りを閉じるとロックするお馴染みの造作

ステンレス(おそらく420系)のブレード

ホロー(凹面)グラインドは好みではないが、網の上で肉を切るには充分
硬過ぎず砥ぎ直しも楽

一方こちらは「BOKER(独」)のカトラリー
おそらくG.SAKAIがOEMで製造していたものだろう

ナイフとフォークでスプーンを挟んで収納する機能的(?)な構造

ケースには調味料(塩・胡椒)入れが付属、使わないけど(笑)

ブレードには「ARGENTINA.STAINLESS」の刻印
元が1990年代の製品なので検索しても資料が見付からない

セレーション(波刃)は網の上だと引っ掛かるし、何より砥ぐのが面倒
しかし筋の多い安い肉でも良く切れるので重宝している
結局「使い途」があるかどうかなんだよな、道具だから
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今回はここまで、お付き合い頂きありがとうございました。
それではまた、まろ(仮)でした。
補記)「連休はキャンプ」という皆様(私もですが)、
くれぐれも三密による感染拡大にはご注意を
2020年08月15日
お盆休みも「Stay Home」
ウィルスの感染拡大は未だ止まず、仲間とのキャンプも九月の連休までお預けとなり、
実家からは「来なくて良い、と言うか来るな」とのお達しが・・・。
はい、お盆休みも「Stay Home」決定です。
まぁ「工作の時間ができた」とポジティブに考えることにしましょう。
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2017年購入の「あまご(服部刃物)」、実は些か不満があった
断面形状が微妙に「中膨れ=凸面(所謂コンベックスグラインド)」
荒事用の大型ナイフならともかく、ポケットサイズなら「フルフラット」の方が
「私的には」使い勝手が良い
腹を括って削ることにする

最初はダイヤモンドシャープナー、「砥ぎ」には粗いが今回の用途は「削り」
作った平面をアーカンサスポケットストーンで広げていく
凡その面ができたら耐水ペーパーで傷消し
これが頗る手間の掛かる作業で、本音では「余りやりたくない」
何故なら、「傷を消す事」とは、「その傷の深さ迄周囲を削り落とす事」であり、
今回削るべき相手は「熱処理済み=マルテンサイト(要するに硬い)組織」なのだ
が、始めた以上は納得いく迄やる(引っ込みつかないし)
先人曰く 「磨きの道は、修羅の道」

今回は強力な助っ人が「YOSI君鉄工所(仮称)」からやって来た
YOSI ) 「上手に使えば大幅時短になりますよ、
仕損じたら取り返しのつかない事になりますけど(笑)」
師匠、脅してくれるな。私は素人だぞ・・・

青いバフで赤い研磨剤(所謂赤棒)を、
白いバフで緑の研磨剤(同青棒)を使えば良いんだな?
やってやろうじゃないか(開き直り)

バフ掛け後 下地処理のペーパー掛けが不十分だったけどまぁいいか

因みに加工前、予想通り凸面にあった刻印はほぼ消えたけど、
欲しかったのは「記念品」ではなく「道具」なので気にはならない
太刀を「磨り上げ」て「打ち刀」にした大名・武将もこんな気持ちだったんだろうか?

早くキャンプで使いたい
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今回もお付き合い頂き有り難うございました。
それではまた、まろ(仮)でした。
2020年07月27日
「STAY HOME」 第二ラウンド
四連休は如何お過ごしでしたか?
私は例年なら遊び仲間と連泊キャンプなのですが、
ウィルス感染者が増加している現状に、【活動再開延期】を
幹事会で決定した為予定がありません。
妻に「何処か行く?」と尋ねると「観光地は怖いからいい」との返事。
はい、「自宅でゴロゴロ」決定です。
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自宅で過ごすにも食材は要るのでスーパーへ
特売の【真鯛(養殖)冊】を発見した妻、
「手抜きじゃない昆布締め食べたい」との仰せ

当家の「手抜き昆布締め」とは、引いたお造りに粉末昆布茶を振り掛けた物
「化学調味料無添加」が肝
しかし今回は普通の昆布締めをご所望なのだ

「出汁昆布」で冊を包み冷蔵庫で一晩

削ぎ切りにして

昆布の「柵を包んだ面」を下にして器に敷き、お造りを並べる
昆布には予め大匙一杯程の酒を含ませておくと広げ易い

同じく未使用の面で挟んで冷蔵庫で半日も置けば出来上がり
一日掛けて作っても食べるには30分(笑)

使用後の包丁の手入れも忘れずに
此処まで打ち込んで気付く、
―刃物で何か切ってる記事ってこれが初めてじゃないか?-
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今回もお付き合い頂きありがとうございました、それではまた。
以上まろ(仮)でした。
【追記】
ウィルスの感染拡大はまだ続くだろうと思います、
皆様も充分お気を付け下さいますように。
2020年07月07日
初めての作家さん物(但し詳細不明)
先月、コメント欄で交流のある某ブロガーさんが「お高いナイフでも・・・」等と仰っていたので
「お住まいの県内でカスタムナイフショーがあるので行ってみなはれ」と、
無責任に勧めてみました。
「いきなり【作家さんの集い】はハードル高いかなぁ?」とは思いましたが、「お腹一杯でした」
のコメントに「やっぱり・・・」と自責の念が沸きあがりました。
翻って「私の最初の【作家さん物】ってどれ?」と記憶を掘り起こしてみました。

1990年代半ばに街の刃物屋で購入したフォールディングナイフ


開長/刃長/刃厚 130/56.4/2.45(mm)
鋼材ATS-34 フレーム(ライナー)、ボルスター(口金)はニッケルシルバー、
ハンドル材は花梨の根瘤

ブレードシェイプ(形状)はドロップポイント
グラインド(断面形状)は半径の大きめなホロー(凹面)

しかし、作者に関する情報が全く無い
こちらのリカッソ(平面部)は空白
反対面には鋼材を示す「ATS-34」とあるだけ
店のご主人の仰るには
「左側面に深いツールマーク(研削痕)があるので銘を入れずに処分価格で放出したのでは?」
確かにプライスタグは一万円未満(¥8,000程)だった。

手持ちの【MOKI】のナイフと
アクション(開閉)のスムースさは互角
縁あって手に入れたのに、作者さんに「これいいね」と言えないのが残念。
そして「【作家さん物】はショーで本人から購入しよう」と思う様になったのである。
補記)作家さんがショーのテーブルに並べるのはあくまでサンプルであり、
ユーザーと作家さんが作り上げてこその「カスタムナイフ」だと私は思っている。
今回もお付き合い頂き有り難うございました、
それではまた、まろ(仮)でした。