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Posted by naturum at

2019年08月20日

独断による傑作ナイフ選   ~其の2~

  皆様こんにちは、まろ(仮)です。

 傑作ナイフ選第二回は90年代に購入したナイフから
 キーワード(?)は「V」でしょうか。

 一つ目は






 80年代(70年代末?)発売の「COLD STEEL」(以下CS社)「Trail Master」
 過激なデモ映像をご覧になった方もあるかも知れません。




 今は無き「carbon V(five) steel 」長く切れる「硬さ」と、折れ、欠けし難い「靭性」、
 これで錆びなきゃ言う事無しなんだけど残念ながら良く錆びます。
 友人達三人で一本づつ購入しましたが、側面のツールマーク(研削痕)が目立ち、
 結局三名共自分で研磨し直しましたとさ(笑)。




 刃長(《キリオン=鍔に相当する金具》から先端まで)は9.5インチ(約240mm)。
 屋内で見ると大きいけど野外だとそうは見えない不思議。
 
 ハンドル材はクラトン、見かけは安っぽいけど握り易く滑り難い(実用重視か?)。





 シース(sheath=鞘)は薄っぺらい端革を重ねて縫製したような造り、
 購入後一年と経たずに波打ってくれやがりました(刃は入るので放置)。



 CS社は自社工場を持たないブランドなので、製品はすべてOEMにより供給されています。
 「トレマス」は、「カミラス社(米)」が製造していましたが、今世紀初頭に廃業した為、
 「carbon V」は絶版となりました(メーカー・鋼材を変更して現在も製造)。

 個人的には「carbon V あってのCS社だ」と思っているので、
 今後同社の製品を購入することはないでしょう、多分。



  続いてもう一つは


 


 「VICTORINOX Camper」です。
 世代、アウトドア歴によっては「OPINEL」より普及率が高いブランドではないでしょうか?
 「量産品としては世界一ムラが少ない」ナイフメーカーだと思います。


 


 一時期キーホルダーにしていたのでハンドルはボロボロ(笑)、
 20年以上連れ歩いてますしね。





  大小二枚のブレードに鋸・栓抜き・缶切り・リーマー・コルク抜き





  フラットな薄手のメインブレード、良く切れるけど出番は少な目、
  だってライバル多過ぎるんですもの(笑)。




  サブブレードは細かい作業用(とげ抜き等)に




  「最大瞬間鋭利さ三傑(当家比)」に入る片エッジに砥いであります。
  刃物鋼としては軟らかい部類(鋼材について配合等は非公開です)
  なので鋭利さは長続きしませんが・・・。
  

  同社のナイフは本国と輸出先で品名が違ったりして、「Camper」も気付けば
  カタログから姿を消していました。
  
  尤も、集めようとか思ったらキリがありませんけどね。

  
   次回は2000年代に購入した「傑作」をご紹介致します。


   今回もお付き合い頂き有り難うございました。
   
   それではまた、まろ(仮)でした。

  

Posted by まろ(仮) at 17:00Comments(0)刃物・ナイフ