2019年09月16日
独断による傑作ナイフ選 ~其の4~
皆様こんにちは、まろ(仮)です。
今回の傑作ナイフ選は2010年台に入手したナイフです。
一つ目は

1950年代Gerber社のテーブルナイフ「MIMING」です
2015年の「関市刃物まつり」で入手したHS(高速度工具鋼)ブレードに
味をしめ、オークションにて落札したものです。

↑ キット状態で購入し組み立てた70年代のHSブレード(上)と
食事用なので刃は80×10×1mmと小ぶり
溶かしたアルミに刃体(中茎)を鋳込んだ「アーモハイド」と呼ばれるハンドル

写真には出ませんでしたが、Crめっき前の峯の磨きは今一つ

デッドストックだったらしく「還暦過ぎ」には見えないブレード
しかし、「テーブルナイフ」には鞘がない(本来はセットで木箱入り)ので、
その内作らねばなりません・・・。
もう一つは

服部刃物のワンピースナイフ「あまご」です、2017年に購入。
「あまご」自体は前からあるモデルなのですが、
これは

「関市刃物まつり」50回記念の特製品、【カウリX三層鋼】なのです。
「カウリX」とは「大同特殊鋼」が開発した粉末鋼の嚆矢ともいうべき鋼材で、
「いつか買って試そう」と思っている間に姿を消していたものなのです。

購入後二年、あちこち自分好みに削ったり磨いたり(笑)。
「私の道具」になりきるのはもう少し先かも知れません。
今回もお付き合い頂きありがとうございました。
それではまた、まろ(仮)でした。
Posted by まろ(仮) at 16:00│Comments(4)
│刃物・ナイフ
この記事へのコメント
こんばんは(・ω・)
あまご、すごいかっちょいいですね!
三層鋼というのは刃紋みたいなのでわかるんですか?
まろ(仮)さんの手に馴染む「私の道具」になったときもまた見せてほしいなぁと思いました(*´ω` *)
あまご、すごいかっちょいいですね!
三層鋼というのは刃紋みたいなのでわかるんですか?
まろ(仮)さんの手に馴染む「私の道具」になったときもまた見せてほしいなぁと思いました(*´ω` *)
Posted by いたち
at 2019年09月17日 21:33

〉〉いたちさん
コメントありがとうございます。
多層鋼(三層に限らず)の境界は鋼材の組み合わせによって
目立ったり目立たなかったりです(磨くのが前提ですが・・・)。
掌に納まる迄「使っては削って磨いて」の繰り返しです、
シンプルな作りの物程難しいです。
コメントありがとうございます。
多層鋼(三層に限らず)の境界は鋼材の組み合わせによって
目立ったり目立たなかったりです(磨くのが前提ですが・・・)。
掌に納まる迄「使っては削って磨いて」の繰り返しです、
シンプルな作りの物程難しいです。
Posted by まろ(仮)
at 2019年09月18日 06:29

おはようございます。
あまご、カッコイイです。
コレを削っちゃうんですか?
あまご、カッコイイです。
コレを削っちゃうんですか?
Posted by ぴろきち★
at 2019年09月21日 07:59

〉〉ぴろきちさん
コメントありがとうございます。
個人的には「チョイル(刃元の切り欠き)はあったほうが良い」ので、
無いナイフは購入後最初に削ります(稀に例外あり)。
流石にフォルムを大きく変える様な削りはしませんよ。
コメントありがとうございます。
個人的には「チョイル(刃元の切り欠き)はあったほうが良い」ので、
無いナイフは購入後最初に削ります(稀に例外あり)。
流石にフォルムを大きく変える様な削りはしませんよ。
Posted by まろ(仮)
at 2019年09月21日 14:37
