2020年03月22日
「Folding Sportman」をもう少し
皆様こんにちは、まろ(仮)です。
先日友人HIROさんに「Randall」をお借りした際、
「ネタに」とあれこれ拝借しました。
今回はその中から「Gerber Folding Sportman(以下FS)」の
バリエーションをご紹介致します。
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写真左から
① FS-Ⅰ シリーズ末期モデル(推定)
② FS-Ⅱ スタッグ(鹿角)ハンドル
③ FS-Ⅱ V-Steel
④ FS-Ⅱ シリーズ末期モデル(推定)
⑤ FS-Ⅲ 同上
※)①、②、③ はHIROさんより借用、

サイズ「開長(刃体長)×刃体幅×刃厚mm(約)」は
① 155(68)×18×2.4
②、③、④ 200(92)×18×2.4
⑤ 230(100)×24×3.0
ブレードは全てフラットグラインド
モデル№はⅠ・Ⅱ・Ⅲ となっているが、
発売は何故かⅡ・Ⅰ・Ⅲ の順である

① FS-Ⅰ
シェイプ(刃体形状)はドロップポイント、鋼材440C
ベベルストップ(研削部後端)が段になっているのが
シリーズ末期とした根拠(④・⑤と同形状)

写真上から④、③、②
ブレードシェイプ(刃体形状)はトレーリングポイント
ドロップポイントのモデルも存在するが入手する機会が無かった
最初期のモデルにはブレードがゾーリンゲンで作られた物もある
ブレードのバリエーション(シェイプ・鋼材)があるのはFS-Ⅱのみ

② FS-Ⅱ スタッグハンドル 鋼材440C
ベベルストップは曲面(凹面)なのが比較的古いモデル
造形の美しさならこれだが欠点もある(後述)

③ FS-Ⅱ V-steel
V-steel とはゾーリンゲン(旧西独)の「ヴァスコウェア社」製造の
冷間プレス金型鋼で、D2(JIS/SKD11相当)に近い組成らしいが、
同社は既に廃業している為確証は無し
末期にはドロップポイントで作られたが、総数は決して多くない

④ FS-Ⅱ 末期(推定)モデル 鋼材440C
リカッソ(刻印のある部分)が短く、有効刃長が一番長い
余談だが440Cは元々ベアリング用の鋼材で、1970年代迄は
高級鋼材の代表だった(勿論現在も優秀さは認められている)

② 「スタッグハンドル」のブレード
ベベルストップが曲面の為、有効刃長(エッジ部)は
刃体長に対しやや短い

③ 「V-Steel」のブレード
リカッソには「エクスカリバー」とV-STEELの刻印
有効刃長は②と④の中間

④ 「末期(推定)モデル」のブレード
リカッソを狭めた分、有効刃長は最大
チョイル(刃元の小さい凹部)はDIY、個人的には
あった方が使い易い

② の刃元
普通の水砥石で砥いだら変な傷が一杯付きそうだし、
有効刃長は更に短くなっていきそう・・・
まぁ自分のじゃないので心配しても仕方ないんだけど

③ の刃元
刻印が多い分リカッソも大きめ、
必然的に刃長は限られる

④ の刃元
造形の美しさはともかく、
私が実用性で選ぶならシリーズ末期モデル

① の刃元
④ と概ね同じ
FS-Ⅰのみハンドル周囲が面取りされていない

⑤ の刃元
④ と同様にチョイルを加工してある
並べて撮影しないとFS-Ⅱ、Ⅲの区別がつかないかも?
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所謂「Old Gerber」のFSシリーズ、主にFS-Ⅱの
バリエーションについて紹介しました。
他にも幾つかお借りしたので、その内機会を設けて
ご紹介したいと思います。
今回もお付き合い頂きありがとうございました。
それではまた、まろ(仮)でした。
※)HIROさんには改めて御礼申し上げる次第です。