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2019年07月20日

簡単(?)シャープニング

  皆様こんにちは、まろ(仮)です。

  たまには刃物ヲタらしい記事でも書きましょうかね。

  
  刃物を実用する以上避けては通れない「砥ぎ」についてです。

  皆様はアウトドアでどんな刃物を使い、どう砥いでおられますか?

  私は基本「セラミック砥石で水砥ぎ」ですが、

  今回はそれ以外の方法をご紹介します。


簡単(?)シャープニング

 ↑ 当家で出番の多いシャプトン中粗(左)と中仕上げ(右)、「黒幕」ではなく木台付き「Mシリーズ」
   大抵の砥ぎはこれで済みます(仕上げ・超仕上げも所有してますが)。
   勿論今回の出番は此処だけです(笑)。


簡単(?)シャープニング

 ↑ 今回用いる道具、「耐水ペーパー各種」と「研磨フィルム各種」、
  そして(そこそこ平面の出た)板と2mm厚ゴムシート


簡単(?)シャープニング

  シンクに砥ぎ台をセット(本来はシャプトン用に作ってありますが、概ね平らになっています)


簡単(?)シャープニング

  そこに2mm厚のゴムシートを乗せ(濡れているのは理由あっての事)


簡単(?)シャープニング

 耐水ペーパーを重ねます(濡らしたのは滑り止めの為)


簡単(?)シャープニング

 まず手斧をロールドエッジ(凸面小刃)に砥いでみましょう。


簡単(?)シャープニング

 グラインダーで平らに砥いである小刃を凸面にします 
 「ペーパーの上を滑らせながらムラ無く当たる」様に


簡単(?)シャープニング

 刃を動かすと、「出っ張った部分がより削れて」


簡単(?)シャープニング

  ↑表   ↓裏

簡単(?)シャープニング

 「鋭利さと頑丈さを兼ね備えたエッジ」が力加減次第で得られます

 「弾性のあるゴムシート」の存在で「多少の角度の狂い」は吸収されるので、

 不慣れな方でも「それなり」に砥げるのではないかと思います。

 勿論「平たい砥石を使い慣れている方」には及ばないかとは思いますが。

 

 基本的に「砥ぎ」とは「使用者の要求する鋭さ」を実現する行為なので
 第三者がとやかく言うべきものではないと承知しては居ります。
  その為、研磨剤の粒度(番手)に関する記述は敢えて避けました(次回の記事も)。
 (ご要望があれば別途記述致します)


 次回は「研磨フィルムでナイフを研ぐ」をお送りする予定です。


 それではまた、まろ(仮)でした。


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この記事へのコメント
ども!
平滑目の上にゴムの柔軟さがあるのがミソですね。
鋭すぎてもチップし易いので、刃の付け方は深いし面白いです。

そうそう、ワタクシそれほど軽量化を目指すスタイルではありませんよ(^^)
軽量の日、鈍重の日⁉︎と気分でコロコロスタイルは変わります。
Posted by 一輪駆動一輪駆動 at 2019年07月21日 09:24
〉〉一輪駆動さん

鉈の刃を曲面に砥ぎたくて考えたんですが、需要があったのか似たものが先に商品化されてました(「キタノコンプ」で検索すると出ると思います)。

友人が「仕事の山場」を越えたら(改良版)に取り掛かりたいと思います。
Posted by まろ(仮)まろ(仮) at 2019年07月21日 16:04
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    コメント(2)